高次脳機能障害への支援
何か行政的なサポートなど(勿論、高次脳機能障害において、デス)がないかな~、などといろいろと見ていましたところ………
昨年の厚生労働省・社会保障審議会障害者部会で、こんな団体があることを知りました↓
平成27年6月9日に開催された第64回で参加されていたようです。
いろいろとホームページを拝見していると、個人では入会するなどはできないようで(汗)
残された手段は賛助会員かな。
千葉県内の団体も準会員になっているところもあるのですが、わたしがお世話になっている「ちば家族のWA」の運営をしている「とんぼ舎かしわ」は入っておりませんでした(残念)。
今度行ったとき(といっても、5月になってしまうのですが)に、この団体のことを伝えてみようと思います。
この団体がヒアリングを受けた第64回の障害者部会では、
「高次脳機能障害及び関連障害支援普及事業の恒久化」
「全国に高次脳機能障害支援センターの設置」
この2点を要望したようです。
高次脳機能障害についていえば、確かに知っている人は少ないですね。
かくいうわたしも、自分がそうなるまではまったくこの障害について知りませんでした~。
そりゃそうですね、関わらないんだもん。
でも、今はいろいろと情報をいただいたり、自分で調べたりしましたので、それなりに知ってます(ってか、当然か)。
この団体のいう、「支援普及事業の恒久化」というのは、確かに必要だと思います。
恐らくは苦労しているであろう同一障害のあるみなさまのことを思うと、実に切実ですね。
さらには「支援センターの設置」。
こちらの方も負けず劣らず重要かと思うのです。
今は、地域包括ケアといって、医療保険と介護保険が一体的に「地域で」ケアをしていくということが叫ばれています(国ではネ)。
増え続けている高齢者にかかる医療費、介護費用は、これからも増えていくんですね~。
流石に今の日本は、そんな力がない(高度経済成長なんてもうないでしょうからね)ので、できるだけ費用をかけずにやっていきたいわけです。
その医療と介護の連携の中心に、地域包括支援センターというのがあります。
今回の提案にあった「高次脳機能障害支援センター」はここまで大きなものではないでしょうが。地域ごとに高次脳機能障害を持つものをケアする中心的な役割を担う場として、こうしたセンターがあるのは、高次脳機能障害を持つ身からすると、大変有難いデス。
とはいえ、こうした類のものを作るには、それなりに越えなければならないハードルもあるでしょうから。
高次脳機能障害そのものもそれほど認知されているとはいいがたいし。
後は、数かな。
患者数が多くなれば、流石に無視できなくなるでしょうけど、年間に数千人が新たに高次脳機能障害を患うようになっているようですが………。
うまくいくといいんですけどね~。